手術
Surgery

手術について
Surgery

人間と同じように動物においても、病気によっては注射や内服薬のみでは治療が難しく、手術が必要となる場合があります。
また、去勢手術や避妊手術などを行うことで病気の予防などメリットのある手術もあります。
当院では、標準的な手術から比較的難易度の高い手術まで、症例に合わせた様々な手術に対応しています。
症例の状態や手術内容により、当院での手術が難しいと判断した場合には、大学病院や専門病院などをご紹介することがあります。

健康診断は、人だけでなく動物たちにも必要です。
日頃から気を付けてみているつもりでも、話すことのできないワンちゃん、ネコちゃんたちの声を残らず感じ取ってあげることは本当に難しいことです。

出来るだけ些細な変化を見逃さず、ちょっとした変化でもお気軽にご相談ください。


手術の流れ
Flow

Step01
事前の診察

ワンちゃん、ねこちゃんの状態、体調を診察・検査します。

Step02
手術日の決定・ご予約

病気に合わせて手術の打ち合わせをします。

Step03
手術当日

来院される12時間前から絶食、2時間前から絶水していただくようお願い致します。

Step04
手術

麻酔を維持し、手術を実施します。術後は入院室もしくはICUにて経過観察。

Step05
退院

手術内容や体調により入院期間が変わります。術後のアドバイスをして退院です。

Step06
抜糸

約10日後に抜糸をします。

花岡動物病院が目指す「チーム医療」
Team

花岡動物病院では、難しい手術でもチーム連携を図り、取り組んでいける体制を整えております。
電気メス
糸を使わない手術で、
体内に糸を残しません。
外科手術は、従来縫合糸で縛り、その糸を体内に残す方法で行われていましたが、近年この体内に残った糸が原因で炎症反応を起こす「縫合糸反応性肉芽腫」という病気を引き起こすことが分かってきました。

花岡動物病院では、縫合糸を使わず血管を電気の力で圧着して止血し、切断処理することができる血管シーリング機能を搭載した電気メスを導入しています。
これにより、体内に糸を残さずに手術を完了することが出来るだけでなく、手術の時間短縮にも繋がりリスクの軽減も可能にしました。
「痛み」に向き合う医療
ワンちゃん・ネコちゃんも『痛い』ことは嫌いです。
手術自体のリスクも高まり、体力の回復や、傷の治りも遅くなります。
『痛み』の軽減には、『痛くなる前に抑える』ことが重要です。

患者さんに応じて鎮痛剤を使い分け、手術を行います。
麻薬取扱免許取得者が在籍しておりますので、大きな手術では強めの鎮痛剤を使用することも可能です。
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